Eurasia Group GZERO SUMMIT JAPAN 2019: Japanese | 2018年アジェンダ
GZEROサミット2019
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2018年アジェンダ
日時:2018年10月17日(水)
場所:パレスホテル東京2階「葵の間」(東京都千代田区丸の内1-1-1 )
*日英同時通訳付
 
13:00 - 13:15 オープニング基調講演
イアン・ブレマー  ユーラシア・グループ 社長
中西宏明   経団連会長
嶋田隆 経済産業事務次
 
13:15 - 14:15 基調パネル・ディスカッション
「激変する国際競争環境~ジオポリティクスとジオテクノロジーのはざまで」

モデレーター:  イアン・ブレマー
パネリスト:   木村浩一郎     PwCジャパングループ 代表
            中西宏明
                田中繁広       経済産業省通商政策局長

情報革命は前例を見ない技術革新と繁栄をもたらしました。同時に、自由主義国際秩序が崩壊する中で、技術はますます武器としての様相を呈しています。iPadを振り回すイスラム国の過激派ジハーディストからロシアのサイバー戦士に至るまで、技術は現代における経済的繁栄のみならず、地政学的紛争の象徴ともなっています。今や世界の未来を形成するという点で、地政学と技術は相互に絡み合っているのです。まさにこれら二つの要素が織りなすジオテクノロジーが、Gゼロの世界における最も破壊的で経済的な力を持つ存在として台頭するにつれ、日本は転換期に直面しようとしています。日本は技術を活用し新しい地政学的競争に勝つことができるのか?もしくは変動する環境に支配されてしまうのか?このパネルでは、国内の最先端を行く技術専門家をお招きし、日本の将来に対するジオテクノロジーの影響に関して議論します。
 
休憩
 
14:30 - 15:30 パネル・ディスカッション 
「ポピュリズム、メディアと国際政治」
モデレーター:    田中淳子               NHK国際放送局国際企画部長
パネリスト:     デヴィッド・ゴードン ユーラシア・グループ、シニア・アドバイザー 
              三浦瑠麗            東京大学政策ビジョン研究センター講師 
              佐々江賢一郎          前駐米大使 

ポピュリズムの台頭は、2016年の英国EU離脱、ドナルド・トランプ大統領の当選、そのほか世界の諸都市における変革的事件に至るまで、世界レベルでドミノ現象をもたらしました。それは、政治的分極化が後押した、前例を見ない地政学的変動からなる現象です。新しい情報や情報拡散手段は、必ずしも最も信憑性のあるものではない特定の意見に有利に働き、政治的存在感を与えます。西側諸国が「ポスト真実」の政治にますます陥る一方で、日本は先進国の中でポピュリズムの深刻な影響を受けていない国の一つとなっています。日本は、今やポピュリズムの世界的包囲網に苦しむ自由主義国際秩序にとって、アジアにおける主導的な擁護国となりつつあり、世界規模で模範的存在になるチャンスを有しています。米国中間選挙など世界中で重要な選挙を控える今、このパネルはGゼロの世界における政治とメディアに関する重要な議論を提供し、日本の歴史的機会と課題について考えます。
 
休憩 
 
15:45 - 16:00 エグゼクティブ 対談
柴田拓美 日興アセットマネジメントCEOならびにイアン・ブレマー
 
16:00 - 17:00 パネル・ディスカッション  
「Gゼロ時代の国際秩序:その新たな形とグローバル・ビジネスへのインパクト」
モデレーター:    ジョシュア・ウォーカー 
              ユーラシア・グループ、グローバル戦略事業部長 
パネリスト:      船橋洋一                  アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長 
              柴田拓美 
              田代桂子           大和証券専務執行役
              ジョセフ・ヤング  駐日米国大使館首席公使

マーシャル・プランやIMF、世界銀行をはじめとするブレトンウッズ体制に起因する米国主導の経済体制下で戦後の日本は繁栄し、経済大国となりました。しかし現在では、その秩序は危機に瀕しています。中国の一帯一路は世界規模で影響を及ぼし、国家主導で遂行される惜しみのないインフラ投資等により世界の地政学地図を塗り替えています。米国のTPP離脱によって、企業戦略はさらに困難になりました。同時に、イランやロシアは、自国の石油・ガスを武器として利用することにより、世界の勢力均衡を破壊しています。経済とビジネスは、もはや地政学と切り離すことができない関係にあります。国境や主体をまたぐハイブリッドな国際問題は、米国主導の経済秩序に対し全く新しい脅威となり、恩恵を受けてきた国家という主体が統一された対抗策を講じることができずにいます。これを踏まえ、日本はグローバルに経済活動をする上で新しい戦い方が必要とされています。
 
休憩
 
17:15 - 17:25 クロージング基調講演
「激変する世界と日本」 
講演者:    河野太郎外務大臣
 
17:25 - 18:15 パネル・ディスカッション 
「アジア・太平洋地域における地政学」
モデレーター:    イアン・ブレマー
パネリスト:        本田桂子                     多数国間投資保証機関(MIGA)長官兼CEO
                 河野太郎  
                 ファム・クアン・ビン     ベトナム外務省、外務次官
                 ケヴィン・ラッド          元オーストラリア首相

アジアは、欧米諸国を飲み込むポピュリズム政治の混乱からあまり影響を受けてないものの、北朝鮮の核の脅威から南シナ海の領土問題に至るまで特有の地政学的緊張が存在します。欧米のように公的組織や制度が溶解するのではなく、アジアでは高いレベルの社会的団結力を背景に、強い政府が台頭しています。国家主義に煽られ、この傾向は激しい国家間の競争へと帰結し、一つの判断ミスが命取りになりかねない状態を醸成しています。Gゼロの世界におけるアジアの地政学的未来を形成するリスク要因の中で、政治は突出したものとなっています。こうした中、米国の自由で開かれたインド太平洋戦略と中国の一帯一路は、アジアにおける将来の方向性を決定づけるものとして激しく対抗しています。これらの競合する二つのビジョンに挟まれた日本には、アジアのGゼロ時代の到来を理解しリードするための新しい世界観がますます必要不可欠となっています。
 
18:30 - 20:30 レセプション 
基調講演:         小池百合子               東京都知事
ご祝辞・ご挨拶:      中西宏明
ご歓談